20代企業研究者のブログ

機械学習・経営理論から日頃の考え事まで,気になったものをまとめて発信

27歳にして受験勉強のアドバイスを求められたとき

高校2年生の従姉妹からアドバイスを求められた

もう大学受験をしたのは9年も前なので,そのときはとっさにはうまく答えられませんでした.
時間が経ち,就職してから大学受験を振り返るのも面白いかなと思い,まとめて記事にしてみました.

私はどんな大学受験を経験したか

高校は地方の公立高校,文化系の部活を3年の6月までやって,現役で東大の理科一類に合格しました.
塾には行かなかったので,自力で頑張ったとうのが特徴だと思います.

私の思う,受験勉強のポイント

1.高校2年生までに十分遊ぶ
大事なのは受験勉強を始める時点で,「あと大学受験さえ上手く行けば,自分の高校生活は満足」と思えることです.
逆に,遊び足りないと思いながら受験勉強を始めると,ストレスですし,勉強に身が入りにくくなるのではないでしょうか.
部活や学校行事を頑張ったり,友達とたくさん遊びに行くのは,意外と侮れない重要な要素だと思います.

2.入力(授業)・演習・復習の時間のバランスを取る
私は塾には行かなかったのですが,自分で演習・復習の時間が十分に取れたのが良かったと思っています.
塾に行くと,入力・演習に時間が取られやすくなると思います.
なぜなら,復習は基本的には個人でやるものなので,お金を払って塾にいる間にやる価値がないからです.
復習のため,自宅での勉強時間も見越して,計画を立てることが大切だと思います.

大学受験勉強法 受かるのはどっち?

大学受験勉強法 受かるのはどっち?


3.1日単位で目標を立てる
これは仕事でも継続して使っている方法です.
まず中長期的な目標を立てます.そして,その見込み工数を日数で割り,1日当たりの工数を計算します.
例えば,40日間の夏休みに解き切りたい問題集が240ページだった場合,1日当たり6ページ進める計算になります.
毎日6ページ確実に進めるというのは意外と大変です.サボる日があると,スケジュール全体が後ろに倒れることがわかっているので,サボる前に危機感が湧きます.
漠然とした目標は行動に移しにくいですが,短期的な具体的な目標になるほど,行動に移しやすくなります.

#仕事は,受験勉強ほど長期の見通しを立てるのが簡単でないので,苦労しています.